仏画は、曼荼羅を中心に、県指定文化財の県下最古といわれる室町時代初期の十三仏図・全国に類例を見ない南北朝時代の金光明最勝王経による請雨曼荼羅、南北朝時代の粉河寺曼荼羅、神仏混交時代の垂迹曼荼羅等40余点。
絵画は、阿波藩の御用絵師を中心に、狩野派の矢野栄教・河野栄寿・中山養福、住吉派の渡辺広輝・守住貫魚・鈴江貫中・佐古貫古・原鵬雲・三好賢古・森魚渕等50余名の作品。特に、広輝の「富士の四季」図屏風、貫魚の「富士の四季」図屏風は同じもの1対ずつ有り、貴重なものです。三好賢古の作品は50点所有している。
当寺の襖絵は、本堂の五室に、三十二面住吉派の画人によって描かれています。
書は、飯尾常房懐紙、前田玄以、千利休・小堀遠州の消息文・茶伝をはじめ、阿波藩儒官の新居水竹・紫秋邨・岡本韋庵、幕末三筆の貫名菘蓊・市河米庵、巻菱湖、日展参事の小坂奇石、当寺本山仁和寺門跡の染筆等50余点。特に、細川和氏、細川顕氏の奉書は貴重である。また、書院には、平田蘭石(岐阜県関市)の篆書襖4枚があります。
その他、茶道具に、建窯の天目茶碗・ 平焼の茶碗、一后一兆作の棗・若島宗斉の棗、角谷一圭作の茶釜、他に青銅器、陶器、谷田蒔絵、若島宗斉の仏画蒔絵。 北村西望・鹿島一谷・金森映井智等の工芸品、古文書類も所蔵しております。 当館の特色は阿波(徳島県)出身者の作品が主であり、これらの蔵品のうち、100点あまりを、常時展示して、年三回ほど一部入れ替えして、展示しております。
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