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美術館(Museum) 工芸品
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懸仏(kakebotoke) 如来坐像 総高12.2cm 鎌倉時代中期
懸仏は、古くは御正体と呼ばれ、10世紀頃から行われた鏡像が発展したもので、神仏習合思想等も加わって、藤原時代から江戸時代まで盛んに製作し寺社に奉納された。鏡面に仏、菩薩、明王、神像等を表したもの。後に、円形の銅板、木板に半肉に刻し、紐又は、ほぞで止め壁面等に懸けて礼拝した。この懸仏は金銅にて台座とも一連に作る。
巡拝者の笈 (junpaisya-no-oi)
安政2年(1855年)巡礼行者が、札所・霊場を巡拝する時、仏像や書物物品を入れた笈を背負って行く。桐製で、弘法大師坐像、扉に四天王を設け、その上の中心に大日如来、左に弥陀三尊、右に薬師三尊、前に金仏の釈迦如来像四体安置。最上段に、富士山と日天月天、中央に仙元大菩薩の刻印の銅版が貼付。木札は、京都・仁和寺が出した巡礼者の身分保証である。
四耳茶壷 古丹波(shiji-chatubo kotanba)
桃山時代16c桃山時代以前の丹波の古陶。立杭(兵庫県多紀郡今田町)付近の三本峠・太郎三郎・源兵衛山・稲荷山などの山間の窖窯で焼かれた。主に無釉で大甕・壷・摺鉢などがある。この壷は紐土作りで、口は垂直に立上がり横に外反す玉縁状の口縁となり、肩は撫で肩で四耳をつける。胴は丹波焼き特有の猫かきがある。また、底部にロクロの軸受けの下駄印がある。肩から玉垂れになって流れちる自然釉(土灰釉)の青胡麻は見事である。
黒釉兎毫班碗(kokuyutogohanwan)
南宋時代初期13c中国福建省の建窯で喫茶の器物に黒釉が厚めにかけられ、鉄の結晶が筋目に出来た建盞天目茶碗という。釉の斑文の状態により、曜変、油滴、禾目と称し、本碗は禾目天目茶碗。
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